センター試験 赤本

大学受験-理系の必勝参考書

センター試験 赤本


赤本
著者:教学社
出版社:教学社
定価:880円

黒本
著者:河合出版編集部
出版社:河合出版
定価:880円

センター対策を受ける予定の人なら誰でも持つことになるだろう一冊。何も紹介しなくてもいずれ買うことになるが、せっかくだし説明しておきましょう。ちなみに写真の黒い本は河合塾が出版しているセンター試験過去問題集で、赤本に対して黒本と呼んでいる。

当たり前だけど...赤本も黒本も掲載されている問題は全て同じです。買うときに優劣を付けるとしたら解答編の丁寧さでしょう。といっても、これまたそこまで違いはありませんが。強いて理由を付けるとしたら、赤本の方はわかりやすく解説しており、黒本の方が詳しく丁寧に解説していることでしょう。だからと言って赤本が丁寧ではないというわけではありません。赤本は、受験生の立場に立って解答のところに考え方やプロセスが載っていて、そのあと別に解き方や答えが出るまでの過程など解説してあります。まとめると、赤本は問題のポイントを理解した上で解説をする、黒本は問題に対して1から解説する、といった違いでしょうか。最終的には同じことをしているんですけどね。***僕の持っている過去問は2009年受験用の2008年度版なので現在では仕様が変わっているかもしれません***

なので、苦手意識のあった国語と物理は赤本を買い、問題を解く上で何に着目したら良いのかを理解しながら勉強していました。また、数学、英語、化学はそこそこ自信もあったので、解けなかったら最初からプロセスを考え直すということで黒本にしました。このように値段もボリュームも同じなので、自分の目的に合わせて買うといいと思います。***僕の持っている過去問は2009年受験用の2008年度版なので現在では仕様が変わっているかもしれません***

どちらもそれぞれに魅力があるので、絶対こっちの方が良いよ!と言うことはできませんが、ぶっちゃけどっちを買っても全部しっかり解いて解答・解説を見て勉強すれば、自ずと結果はついてきます。


【本書の構成】

赤本の構成は、問題編が別冊となっている。傾向と対策は解答・解説編の一番最初に記載されており、一問あたりにかけられる時間、難易度、どんな問題が増えているか、近年の出題傾向まで詳細に載せている。項目別出題傾向が載っており、過去10年分の各項目の各分野で難問出ているか、表に表されているので、とても便利。
学習対策は、センター試験を受ける上でどのように学習すればよいかが記載されている。センター試験までにどのようなことをすればいいのかに焦点を当てているように思える。

黒本の構成も、問題編が別冊となっている。傾向と対策は解答・解説編の最初に記載されているが、文字だらけで正直出題の流れや近年の傾向などはよくわからない。赤本の項目別出題傾向は、出題分野一覧という形で同じく過去10年分の出題分野が表で表されている。
学習対策は、センター試験のつまずきやすいポイントを各見出しに置きながらどこに注意しなければいけないのか、どう取り組めば良いのかを詳細にアドバイスしてくれている。実際に出る問題に注意を払うような対策の仕方に思える。


教学社、赤本シリーズ(Amazonへリンク)
センター試験過去問研究 英語 (2013年版 赤本シリーズ)
センター試験過去問研究 国語 (2013年版 赤本シリーズ)
センター試験過去問研究 数学Ⅰ・A/Ⅱ・B (2013年版 赤本シリーズ)
センター試験過去問研究 化学Ⅰ (2013年版 赤本シリーズ)
センター試験過去問研究 物理Ⅰ (2013年版 赤本シリーズ)
センター試験過去問研究 生物Ⅰ (2013年版 センター赤本シリーズ)
センター試験過去問研究 現代社会 (2013年版 赤本シリーズ)
センター試験過去問研究 地理B (2013年版 赤本シリーズ)

河合出版、黒本シリーズ(Amazonへリンク)
大学入試センター試験過去問レビュー英語 2013 (河合塾シリーズ)
大学入試センター試験過去問レビュー国語 2013 (河合塾シリーズ)
大学入試センター試験過去問レビュー数学1・A 2・B 2013 (河合塾シリーズ)
大学入試センター試験過去問レビュー化学1 2013 (河合塾シリーズ)
大学入試センター試験過去問レビュー物理1 2013 (河合塾シリーズ)
大学入試センター試験過去問レビュー生物1 2013 (河合塾シリーズ)
大学入試センター試験過去問レビュー現代社会 2013 (河合塾シリーズ)
大学入試センター試験過去問レビュー地理B 2013 (河合塾シリーズ)