頻出英文法・語法問題1000

大学受験-理系の必勝参考書

頻出英文法・語法問題1000


全解説頻出英文法・語法問題1000

著者:瓜生豊、篠田重晃
出版社:桐原書店
定価:1380円+税
問題編140ページ、解答・解説編367ページ

入試文法問題完成と言える問題集です。巷ではバイブルとして多くの受験生に使われています。とてもお世話になった2冊のうちの1冊です。

入試本番に向けて知識を増やす、文法問題の完成に向けて難しめの問題を解く秋~本番の時期にちょうどいい問題集です。本書は問題編と解答・解説編が分けてあり他の問題集と違って問題を解くことに意識を高められる構成となっています。問題編は分野ごと各章に分かれていて、途中正誤指摘問題、整序問題も含まれています。問題数は1066問、+正誤指摘・整序問題で201問とこちらもボリュームある内容です。類題も続けて出している問題があるので、体系的に定着できる仕様となっています。問題編の最初に30~40問/10分と書いてあるので、僕が受験生だった頃はこのペースでといていたのでしょう。今考えると1問15~20秒のペースで問いていたんですね。。難易度は標準~難関の問題が主でハイレベルに感じるかもしれませんが、これが全て解けるようになればかなりの自信がつくに違いありません。解答・解説編はページ数を見るだけでわかると思いますが、かなり詳しく書かれています。文法問題集でこれだけ詳しく書かれているものは見たことがありません。どの問題集よりも詳しく丁寧に書いてあると言っても過言ではないでしょう。関連問題の番号も書いてあるので、フィードバックしたり、まとまった知識を理解するのに役に立ちます。
全体的に、完全に入試を意識している問題集です。基礎詰めが終わってから、この問題集に取り掛かりましょう。

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【本書の構成〔問題編〕】
*穴のない構成:大学入試における必須項目を抜き出し、ベストのものだけを編集・収録している。文法項目別に配列した従来の問題集とは異なり、「穴のない」構成となっている。

*語法問題の充実:最近の入試で増加している語法問題には特にページを割いている。

*センター試験にも対応:共通一次~センター試験問題も研究・分析し問題を多数載せているので、センター対策としても使える。

*問題の種類:「客観4択問題」一般的な文法4択問題、「正誤指摘、整序問題」難関校を中心に出題が増えている正誤指摘問題、またセンター試験をはじめとして多くの受験生が苦手とする整序問題を文法問題とは別にExtra問題として取り上げている、「選択肢」テキスト統一上全て4択にしてある。


【本書の構成〔解答・解説編〕】
*解説:解説編は正解の番号、難易の表示、問題英文、問題文の和訳、問題のテーマ、解説、の順に示してある。

*解説のマーク:「▲」問題でテーマとして取り上げられた事項の解説。解説の中で最も重要なことが書いてある。「!」誤りの選択肢に対する解説。「PLUS」問題で取り上げられたテーマと関連する項目を解説している大切な事項。

*難易の表示:「基本」入試時に正答を出す受験生の方が多い問題。これを間違えると落ちるレベルの問題。「標準」入試時には正答、誤答が半々の問題。合否を決める大事な問題。「発展」入試時でも間違える受験生が多い問題。正解すれば差がつけられる。

*整理と拡充欄:知識を整理して覚えたほうがいい箇所を整理欄に、暗記ではなく内容理解に向けた情報やワンランク上の知っていてほしいことに関しては拡充欄に、それぞれ独立させた。