実践 化学Ⅰ・Ⅱ重要問題集

著者:数研出版編集部
出版社:数研出版
定価:743円+税
本編144ページ、解答編152ページ
最後の追い上げ時にどんどんとく問題集です。僕が入試直前までお世話になった問題集です。
本書は入試対策に必須な標準~応用問題を集めた問題集です。各分野ごとに簡単なまとめのあと、問題がAとBに分かれて掲載されています。難易度はもちろんA<Bの順です。B問題は少しハードルが高いような問題もややありますが、解けなかったら解説を見ながら解いてみてください。今まで解いてきた問題とマッチする箇所もあり確実に理解できるようになっていると思います(あくまで個人的見解ですが)。問題が各分野毎豊富に用意されているので、1問解き終えても類題でさらに力をつけることもできます。解き応えのある問題ばかりなので、入試対策に問題を解きたい時はこれでばっちりです!解答解説編は別冊仕様で、丁寧に詳しく説明しています。この問題集もまた、解説が詳しい1冊です。また解答の右側余白には問題を解く上で大切なポイントや知識、関連事項、簡単な別解がほぼ全問に対して載せてありとてもわかりやすいです。
他の問題集との違いは、体系的な構成をしていることで問題の難易度を段階的に載せていることです。突然難しくなることもないし、問題数が少ないわけでもないので、順に解いていけば自分のレベルがどの辺で止まっているのか把握することができます。そして、これを全問解けるようになれば相当な自信がつきます。都心の受験生の間では「重問」と呼ばれ親しまれている問題集バイブルです。
【本書の構成】
*本書は各分野を短時間で効果が上げられるような位置構成にしてある。また各分野は、要項と問題の2つから構成されている。
*要項:理解・記憶しなければならない化学法則や現象を十分に整理してあるので、問題を解くための基礎とその応用を把握することができる。
*A問題:それぞれの項目における重要な問題を扱っている。内容的にも漏れがないようにしてあるので十分に実力をつけることができる。
*B問題:ここまでやっておけば万全と思われる問題を選んである。
*問題は易~難へとスムーズに学習が進められるように配列した。
*2次試験で予想される問題の型(記述式、論述式)も随所に入れてある。
*その他:学習の便をはかるため、問題番号の横に印をつけた。
必:まず1回目に解いてほしい問題。
準:2回目に解いてほしい問題。
Ⅱ:化学Ⅱの分野を含んだ内容・問題。
発展:教科書で扱っていない内容の問題や難問。