チャート式 基礎からの数学(青)

大学受験-理系の必勝参考書

チャート式 基礎からの数学(青)


チャート式基礎からの数学1+A 改訂版
チャート式基礎からの数学2+B 改訂版
チャート式 基礎からの数学3+C 改訂版

著者:チャート研究所
出版社:数研出版
定価:数学ⅠA;1640円+税
         数学ⅡB;1880円+税
         数学ⅢC;1860円+税
ⅠA;本編399ページ、解答編310ページ
ⅡB;本編519ページ、解答編431ページ
ⅢC;本編471ページ、解答編455ページ

言わずとも有名な、チャート式問題集!

理系受験生なら、チャート式シリーズは誰でも持っているバイブルです。このチャートシリーズの特徴は、白チャート、黄チャート、青チャート、赤チャート(易しい←順→難しい)の4つのレベルがあることです。ここで紹介できるのは僕が使っていた青チャートのみですが本屋で全部見た感想は、青チャートが入試勉強にちょうどいいという事です。入試問題のように難しい問題を解くならチャートよりも解説が詳しく難問題を専門に扱っている問題集の方が信頼できますが、赤チャートは問題の難易度の割に解説が短くてわかりにくいという印象があります。それと、やはり基礎があっての発展なので基本事項の確認ができないというのが大きな欠点でした。そして易しいレベルの白チャートや黄チャートですが、僕が見た感想は本当に簡単すぎて買っても意味がありません。んー、学校のテスト対策や教科書の復習にはいいとしてもそこから入試問題につなげるというものに欠けていると思います。特に白チャートは本当に意味がありませんよ。教科書持っていって先生に聞いた方が早いかもしれません。ということで、基本事項の確認や復習ができ、かつ入試に必須な標準問題への応用も同時に練習できる青チャートを持つことを勧めます。これは、どんな受験生が持っていても活躍すること間違いなしの問題集です。

例題に入る前に教科書で習った事項を、一目で確認and復習できるようにわかりやすく図やグラフを使って解説しているページがあります。そこで公式や定理、定義を覚えなおしたり、入試に必要な知識として頭にインプットします。そして、基本例題、その解説、練習問題がテーマごとに1ページずつ用意されているので解説を見ないようにしながら、わからない場合は見ながらでもいいので、例題を解きます。そのすぐ下に数値などを変えた、問題の意味は全く同じ問題が用意されています。本当に例題の内容がわかっているか、問題の解く手順はつかんでいるか、などをここで確認と強化ができます。全てのテーマについて基本例題を解き終えたら、その節のまとめとして演習問題Aが用意されています。入試問題を解く上で第1歩となる基本事項の確認の完成をここでします。問題は全て大学入試問題ですが、基本中の基本なので絶対に解けるようにしておかなければなりません。で次に基本例題を同様な形式で重要例題があります。重要例題の後も入試問題で構成されている演習問題Bが用意されているので活用しましょう。これはちょっと難しいかな~って感じのレベルです。最後に各章ごとに総合問題がついていて、ここではよく出題される標準レベルの入試問題が集められているので、実力を確かめて強化できます。このように基本~標準までのステップを細かく体系的に学べるので、学校の勉強と併用して使うと効果抜群に活用できると思います。3年生の入試勉強をガツガツする時期にはこの問題集はオススメできませんが、入試に向けてこつこつやりたい人は最適な問題集です。

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【本書の構成】
*基本事項:教科書の内容を中心に、重要な定理・公式や定義などを取り上げた。解説では、基本事項の解説や、定理や定義の証明を示している。

*補充事項:教科書には載っていないが入試には必要な内容や、他の科目の内容を基本事項うと同様な形で取り上げた。解説では、その補充内容を特に丁寧に解説している。

*基本例題:基本事項で得た知識を基に、基礎力をつけるための例題。教科書で扱われているレベルの問題が中心となっている。

*重要例題:基本事項や基本例題および練習、演習問題Aをさらに発展させた問題を中心に扱っている。

*補充例題:補充事項で得た知識をもとに演習する問題を中心に、入試によく出題される問題を取り上げた。

*指針基本例題、重要例題、補充例題全てについて問題の重点や急所がどこにあるのか、問題解法の指針をいかにして立てるか、解法上のポイントとなる式は何か、など詳しく示している。この指針が、チャート式の真価を最も発揮していると言える。:

*解答:上の指針に基いて、例題の模範解答を示した。解説図も豊富に取り入れ、適宣別解も入れた。また指針に関連する事項や重要だと思われることは赤字で示している。

*CHART:解法に効くチャートを示した。

*POINT:重要な公式やポイントとなる式などを取り上げた。

*検討:例題を検証する内容、関連する内容や発展させた内容を適宣取り上げた。

*練習:例題の反復練習ができる問題を、1~2題取り上げている。

*演習問題A:節ごとに、重要例題に入る前に基本例題とその下の反復練習問題レベルの問題を取り上げた。

*演習問題B:節末に、重要例題レベルの問題と補充例題の類問などを取り上げた。

*総合問題:各章末に、基本~標準レベルの入試問題を中心に取り上げた。中にはやや難しい問題もあるが解法の手がかりとなるHINTを設けている。

*答の部:巻末に、練習、演習問題、総合問題の答えの数値のみを示した。