セミナー化学Ⅰ+Ⅱ

大学受験-理系の必勝参考書

セミナー化学


セミナー化学 1+2

著者:第一学習社出版編
出版社:第一学習社
定価:850円
本編全304ページ、解答編全262ページ

教科書傍用の参考書として大変役立ちます。授業をこれで受ければ理解力も深まります。

正直な話、教科書と学校の授業だけでは中堅以上の大学入試は突破できません。今日の日本の学校教育はとても杜撰で退屈です。そこで初めて習う分野や初見の事柄を学ぶ際、教科書代わりとして役に立ったのがこれ!僕は学校の指定でこの参考書を買ったんですが、教科書の内容をチャート式で説明していて、プラス入試に出る重要点をまとめた教科書傍用の参考書です。この本は要点をとてもわかりやすくまとめていて、おかげで教科書を一度も開かず化学の勉強を進めることができました。そんな教科書代用の1冊となるに違いありません。各分野の最後には、プロセス、基本例題、基本問題、発展例題、発展問題、そして各章末には総合問題が用意されていますが、プロセス~発展問題の一部まではこの参考書に載っている内容を問題として解けるかを確認するような簡単な問題がついてます。発展問題の残りの一部と総合問題は実際に入試で出た問題を取り扱っていて、難易度も一気に上がります。解答編は学校指定参考書のため付属していませんが、本編の一番最後に略解が載せてあります。
個人的な感想としては、学校指定で解答編が手に入らないし問題の部分は内容確認が主なので、問題を解くという問題集的観点ではなく、教科書の内容理解をより深める参考書としての観点なら100点でめっちゃオススメします。そこにおまけとして問題がついていると思ってください。この参考書に付属している問題を解く時間があるなら、他で紹介する問題集を解いた方が効率的だと思います。

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【本書の構成】
*まとめ:重要事項を図や表を用いて、重要なポイントは赤字で示し的確に把握できるように、わかりやすく整理してまとめている。

*プロセス:基礎的事項を確認するための空所補充問題です。解答はすぐ横にあります。

*基本例題:基本的な問題を取り上げ、考え方と解答を丁寧に示している。

*基本問題:授業で学習した事項の理解と定着に効果のある基本問題を全て創作問題で取り上げている。

*発展例題:やや発展的な問題を取り上げ、考え方と解答を丁寧に示している。

*発展問題:すべて大学入試問題で構成している。

*総合問題:各章末に各節では取り上げにくい広範な内容を扱った入試問題を取り上げている。

*解答:本書の巻末には略解をつけている。また、別冊解答では解説を記している。

*セルフチェック:各章末に基本事項について理解の到達目標を示しているので、習熟度の確認と学習の指針を得ることができる。