実践!ベクトル・数列

大学受験-理系の必勝参考書

実践!ベクトル・数列


麻生の解法実戦!ベクトル・数列

著者:麻生雅久
出版社:学研
定価:952円+税
全195ページ

弱点を克服したい時に、詳しい解き方の流れがつかめる解法を載せた参考書的な問題集です。

このシリーズはテーマ別に分かれていて、自分の弱点克服に最適な問題集です。河合塾有名人気講師の麻生式の解法がそのまま学べるので、まるで塾で麻生先生に教わっているかのような解法を学ぶことができます。麻生式では丁寧に式を展開しているので、基本事項が分かっていればよく理解ができるレベルです。また重要箇所では手書き式のヒントも書いてあるので、より理解を深めてくれるでしょう。全体的に本書では、よく出る標準典型問題の解き方の流れをつかめます。
構成は各分野とも基礎編と講義編に分かれていて、基礎編では実践的な問題を解く前に必要な基本事項の解説を、講義編では基礎編で取り扱ったことを応用して入試問題に近い実践問題の解説をします。基礎編でも講義編でも、解説は例題を用いて講義形式で解説をしています。分野内で漏れのないように問題数が用意されているので心配はいりません。例題の講義では主に、「麻生式ではこう考える」の欄が気に入ってました。プロの問題の考え方を直に学べるので、とてもいい問題集です。各分野の最後には実際に入試で出題された応用問題が掲載されているのでここで苦手を克服できたかを確認できます。この応用問題の解答ももちろん麻生式です。
レベルは入門~苦手克服でこれを終えた後に標準~応用問題を解けば理解力が上がるはずです。

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【本書の構成】
*基礎編と講義編:基礎編では、講義に入る前に必要な、基本的な内容を解説している。

*例題:実際に入試で出題された典型的な問題を扱っている。

*講義:例題で問われているポイントが丁寧に、かつ適切に解説されている。基礎編では基礎Point、講義編では実践Pointというまとめが付いている。

*解答:例題に対する模範解答。実際のテストでは書かなくてもいい思考の部分は注釈として書き込んでいる。

*補講:講義では触れなかった重要な考え方などを扱っている。

*応用問題:実際の入試で出題された、例題よりもちょっと難しい問題や融合問題を集めている。解答は巻末にあり、問われている要点が復習できるよう参照すべきところが記してある。