英単語センター1500

大学受験-理系の必勝参考書

英単語センター1500


英単語センター1500―体で覚えるデータベース

著者:高橋潔
出版社:東進ブックス
定価:999円
全297ページ

大学受験に関わらず基礎英単語力が弱い人、受験勉強に向けて頑張ろうとする高校1年生、にとってはちょうどいい易しい英単語帳です。

覚えられるかどうかは別問題ですが、易しいせいか次々にページをめくれます。最高頻出単語、高頻出単語、頻出単語の3つのパートに分かれていて、各パートは500語ずつで構成されています。本の構成は、単語があってその横に赤シートで消える日本語訳が書いてあり、その横に品詞が書いてあります。単語が派生語だったらその接頭辞、接尾辞の組立も書いてあります。すぐ下には発音、アクセント、例文(日本語訳も)がついていてひとくくりにしてあります。1ページ7語の構成で勉強がしやすくなっています。
全体的に英単語基礎の完成形と言える単語帳のような気がします。本書は難しい単語の暗記は入試に有害無益とし、将来の英語力につながる英単語をモットーに掲載しているように思えます。

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【本書の構成】
*配列について:出題頻度順に並べてあるのではじめから順番に覚えていく。番号の若い単語で知らないものがあると入試本番は危険であるため、安易に飛ばすことなく必ず覚えていることを確認する。
*訳語について:実際の入試では1語に対し、複数の訳語が出る。1語1訳では対応しきれないので、必ず全部覚える。

*覚え方について:白紙の紙にスペルを書きながら、全ての記述を声を出して読みながら互換を掴んでいくこと。

*赤シートについて:1ページ終わったら、赤シートをかぶせて確認する。できなかったらチェックボックスにレ点をつけておく。

*WORD CHECK NOTE:25語毎にテストとして、日本語を見ながら英単語を書いてみる。できなかったらチェックボックスにレ点をつけておく。

*学習計画について:1ページ7語、1step25語の構成になっているが、1日何語1週間で何語ずつ消化していくのか計画を立てる。

*Lesson8~19:動詞、名詞、代名詞、比較に関する変化や派生語。

*Lesson20~27:接頭辞、接尾辞については他の学習に先立って一通り目を通しておく。

*語源について:1つの語源を覚えることによって、同語源の他の単語まで発展して覚えられる。飛ばさずに目を通しておく。

*関連語について:派生語や類義語、反意語及び語源を同じくする語など、同時に覚えると効率的なものは、紙面の許す範囲で掲載した。

*語法について:語法、和製英語、複数形、変化についてはできる限り掲載した。

*発音・アクセントについて:最も代表的な米語のアクセントの発音を中心に表示した。正しい発音はCDを聞きながらチェックする。試験によく出るものは注意マークをつけた。

*CDのBGM:リズミカルにテンポよく覚えられるようにBGMをつけた。また、飽きないように何曲か組み合わせて使用した。