数学 基礎問題精講

大学受験-理系の必勝参考書

数学 基礎問題精講


数学I・A基礎問題精講
数学II・B基礎問題精講―数列・ベクトル
数学3・C基礎問題精講―曲線・行列・確率分布

著者:上園信武
出版社:旺文社
定価:数学ⅠA;1100円+税
         数学ⅡB;1200円+税
         数学ⅢC;1300円+税
ⅠA;全222ページ、122問
ⅡB;全274ページ、155問
ⅢC;全280ページ、123問

数学の基本事項を完璧にマスター出来る問題集です。これの後に同シリーズの標問を解けば理解が深まること間違いなしです。

旺文社の問題精講シリーズの基礎編です。これの内容は簡単な問題を解くことによって、基本事項の確認と教科書マスターを狙いとした問題集に思えます。問題が教科書レベルで簡単なので授業でやった範囲で理解したと思えたらすぐ解けて復習に最適ですし、学校のテスト対策にもばっちりです。それに加えて入試問題につながる構成となっているので、これで勉強すれば受験勉強もはかどると思います。1問につき1~2ページで構成されていて、大抵の問題が教科書に出てくるような基礎問です。理解していればすぐ解ける問題もありますが、類題で力をつけることができます。精講では問題の解き方や本質が書いてあり、問題の特徴を見抜くことに徹しています。それを踏まえたうえで次に解答が載せてあり、順に見れば問題を解く流れがわかります。空欄では公式や別解が載せてあるので基本事項の学習と総復習が一気にできます。最後に基礎問より少し発展的な演習問題がついていて、その事項を本当に理解しているかを確認できます。これが1問の構成で、全分野同様の構成となっています。解答は最後にまとめてグラフや表も一緒に載せてあります。

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【本書の構成】
*教科書では扱わないが、入試で頻出のものもテーマにあてて問題を載せた。

*1つのテーマで、「基礎問→精講→解答→ポイント→演習問題」と体系的に学習できるようにした。

*基礎問:入試に頻出の基本的な問題(これが解けないと合格できない)を用意した。

*精講:基礎問を解くに当たっての留意点と問題のテーマを解説をした。

*解答:解答は丁寧にかつ、わかりやすいようにした。

*ポイント:ここでは、問題テーマで押さえておかなければならないところを再度喚起し、テーマの確認をできるようにした。

*演習問題:基礎問の類題を掲載し、ポイントを確認しながら問題のテーマをチェックできるようにした。

*1つのテーマでは1~2ページの見開きとし、見やすく、かつ効率的に学習できるように工夫した。

*数学内でⅠAⅡBⅢCの範囲に関係なく、関連性のあるものは付属事項として取り上げたり、問題番号を記すことによって知識の再確認も可能とした。これにより、入試対策としての効率を上げた。